新年あけましておめでとうございます。
2024年1月9日〜11日、沖縄 屋我地島 Villa Museにおきまして、菊田一朗展「調和と変容」が開催されます。皆様のお越しをお待ちしております。
千年の歴史を持つ伝統屏風 手漉き和紙に描かれたやんばるの自然
Folding screens made with craftsmanship handed down over a millennium: the nature of Yambaru painted on handmade Japanese paper
アーティスト・イン・レジデンスとして滞在しているドイツ、ミュンヘンDomagkAlteliers(ドマグカトリエ)での滞在も、もう終盤に差し掛かってきました。
こちらでの制作活動の集大成として、アトリエで活動しているアーティスト仲間たちとグループ展を開催いたします。予告動画をご案内させていただきます。
DoagkAteliers 12月展示会 “LEISE(静けさ)〜自然観と抽象の間〜
出展アーティスト:Marta Fischer, Ichiro Kikuta, Tomomi Kikuta, Youlee Ku,Lena Nikcevic, Niel Mitra, Peter Pabst, Julia Smirnova, Kerstin Skringer, Gotlind Timmermanns, Anja Verbeek von Loewis, Maria Wallenstål-Schoenberg, Sandra Zarth
オープニング:12月16日 18:00
開館時間:12月17日~12月26日 15:00~18:00 金~日、祝祭日
企画・構成:Gotlind Timmermanns、菊田一朗
展示する作品は、現在制作中です。お楽しみに。
2023年10月15日、アーティストインレジデンスとして滞在しているミュンヘン市のドマグカトリエにおきまして、一般の人々へのアトリエ公開に伴いましてガイドツアーが行われてました。私の作品と共に、日本の水墨画や和紙についてもご案内させていただきました。
アーティストインレジデンスとして滞在制作しているドマグカトリエで開催中の展示会、”WONDER KAMMER”(驚異の部屋)。芸術家たちの活動にインスピレーションを与えてきた品々が並びます。私が展示したのは手漉き和紙。一枚一枚が異なる表情を持つ手漉き和紙は、それに伴い描かれる墨の陰影にも微妙な影響を与えます。ここではそのバリエーションを表しました。10月15日まで。
ミュンヘン市文化局にお招き頂いたヨーロッパ最大級のアーティストスタジオ、ドマグカトリエ。市にご準備いただいた住居とアトリエに荷物を納め、これから3ヶ月間にわたるミュンヘンでの滞在制作が始まります。
工房としてこれから3ヶ月お世話になるスタジオのドア。Welcome!
日当たりの良いスタジオ。
沖縄科学技術大学院大学(OIST)の最新の建物、第5研究棟に、私の作品「処暑」が設置されました。
2023年5月20日、OISTの代理学長アルブレヒト・ワグナー氏、新学長のカリン・マルキデス博士をはじめとするOISTの皆さまが、素敵な除幕式を開催してくださいました。
ノーベル賞を受賞された科学者も連なる理事会のメンバーの方々にもお集まりいただき、以下のような話をさせていただきました。
以下、菊田一朗スピーチ:
私の作品にとって、墨によるグラデーション、
私たちは、自然の風景の中に、