菊田一朗が銀泥で燕子花を描き、その上に仲本清子先生が「新古今集」の歌を散らし書きした巻物。

浦添美術館での仲本清子展におきまして、初出展された作品です。

真夏の素描をもとに描かれた枕屏風「はまゆう」。

白い砂浜に休む二羽の白千鳥、そしてハマユウ。

ハマユウの花言葉、「あきらめない気持ち」。

先日、２１、２２日に国指定重要文化財中村家住宅で開かれました展示会、「墨と陶」。

爽やかな秋風が吹きぬける中村家の会場は、厨房で蒸されるムーチーを包む月桃の香りに満ちておりました。

古建築と山原屏風、そして陶器が調和しあい、それぞれが、より美しく見えた素敵な会場が演出されました。お越しくださいました沢山の皆さま、中村家住宅はじめ関係者の皆さま、ありがとうございました。

この週末、１１月２１日（土）、２２日（日）、今年も北中城村の中村家住宅におきまして、山原屏風展が開かれます。

今回は青陶舎の青柳晃さんとのコラボレーション。楽しみな展示会になりそうです。

今年も、やんばるの水田地帯にはたくさんの田鴫たちが越冬のため飛来。

ミズガヤツリが繁る畦に休む、二羽の田鴫が描かれます。

菊田一朗お気に入りの主題、芙蓉。

この秋は初めて、風呂先屏風の横長の画面に。

この秋、新宿神楽坂にオープンした離島キッチン。

全国の離島から取り寄せた新鮮な食材による、美味しい料理とお酒が楽しめます。

そして壁面には菊田一朗による水墨画。やんばるのツワブキとアカヒゲのつがいが描かれます。こちらも併せてお楽しみください。