2024年8月 OIST Sonic Lab Podcast
https://www.oist.jp/podcast/episode-1-okinawa-sound-portrait-episode-1-okinawa-sound-portrait
2022年10月2日 YouTube 菊田一朗チャンネル
2019年9月15日 琉球新報社
2019年3月10日 あさ8:25~ OTV沖縄テレビ ”水墨画、菊田一朗”
2018-2919 やんばるアートフェスティバル カタログ
2018年3月26日 通信文化新報
2018年 3月4日 RBC琉球放送 「島人ぬ宝」
2018年3月3日 沖縄タイムス
2018年1月14日 琉球新報
2017年2月25日 BS朝日 「新・にほん風景遺産」~沖縄やんばるの森~
http://archives.bs-asahi.co.jp/nihon-fukei/prg_046.html
2017年1月1日 7:00~ RBC琉球放送
新 九州遺産「やんばるに生きる」http://rkb.jp/kyushuisan/
2016年 11月5日 苫小牧民報
2016年 11月5日 朝日新聞
2016年 11月4日 北海道新聞
2016年 10月4日 琉球新報
2016年9月30日 琉球新報
2016年9月23日 沖縄タイムス
19th May 2015 JAPAN UPDATE
2015年 3月21日
Ink wash paint artist staging unique show
Ichiro Kikuta creates amazingly livid impressions of objects of nature using only oe color.
Ichiro Kikuta is one of the most famous painters in Okinawa, known for his talents with ink wash and the ability to create brilliant images with a single color.
Over the past several years he’s conducted exhibitions around the island, including at the Okinawa Institute of Science and Technology, at commercial department stores, and at the cultural ‘Nakamura House’, but this weekend he’s going a new direction. He’s taking his works Saturday evening to Ada Elementary School, surrounded by rich nature and to be close to where he lives. Admission is free to the program at the school, 279 Ada, Kunigami Village, starting at 6 p.m.
The live event will combine Kikuta’s painting with music and dance performances to create an audio-visual synergy.
Kikuta will create paintings live in front of the audience, assisted by Wong Chika, while jazz flute player Yukari presents flute music. Kikuta calls the evening as the nature of Yanbaru. The two painters will create two huge paintings 1.5 meters wide and 18 meters in length. Also on the program is another performer, Kimiko, who will dance.
The professional painter says he wants people to attend and feel the atmosphere, particularly the essence of Yanbaru, during this green season. Kikuta began his art career studying the Yamato ink wash painting style by Sotatsu Tawaraya of the early Edo era. He opened his own studio in Ada in 2006, wrapping his styles around meditation concepts. He’s a believer in understanding meditative states, including yoga and zen, and the perspective visualizing meditation.
2014年11月20日
JAPAN UPDATE
2014年6月6日
沖縄タイムス 「季節風」
2014年1月31日
週刊かふう
森を訪ねて18
モノクロームで描く、やんばるの森
やんばるの自然を屏風絵に 画家の菊田一朗さんは福島市出身。2006年、国頭村安田にアトリエと居を移し、やんばるの自然を屏風に描いています。 子どものころから自然に親しみ、生き物、特に鳥が好きだったという菊田さん。絵が好きだったこともあり、自然に鳥を図鑑の挿絵のように細密に描くようなりました。当初は水彩画でしたが、表現の手法を模索し続け、現在は、モノクロームの水墨画を基調とした作品を発表しています。 これまでも北海道や東北の自然豊かな地に居を構え制作してきましたが、2005年に行われた「やんばるアートプロジェクト」に参加したことが沖縄移住のきっかけとなりました。同プロジェクトは、県外から11人の作家を招いてヤンバルクイナを題材に制作してもらい、その作品を活用し、ヤンバルクイナの保護活動費に充てようというものでした。 現在、浦添市美術館や沖縄科学技術大学院大学、国指定重要文化財・中村家住宅など、県内各地で「山原屏風展」を開催し、作品を披露しています。
やんばるは命が豊富 菊田一朗さんに、絵のモチーフである、やんばるの自然についての話をお聞きしました。 「『やんばるアートプロジェクト』で初めて沖縄に来ました。それまで旅行情報誌などの影響で、沖縄を原色のイメージで見ていたのですが、安田に一週間ほど滞在し、あちこち案内していただいたとき、モノクロームの落ち着いた印象を受けました。それは自分の感性にとてもあったものでした。 やんばるの森に自生している植物は、イジュやノボタン、コンロンカなど、ほとんどが白、もしくは淡いピンク色なんですね。むしろ本土の方が色とりどりの植物があると思います。 また、森の中に入って、スケッチをしているときに、何かが自分を包み込み、語りかけてくれているように感じたことがありました。とても不思議な体験でしたが、それも移住を決めた要因の一つです。 自然の中に身を置いていると、命のつながりを感じます。あえて墨一色で描くのは、鳥は鳥、花は花として、それぞれを描くのではなく、個々として分断のない自然、有機的に循環している自然を表現したいと思っているからです。 命というものの数を数えられるかどうかはわかりませんが、やんばるはとても命が豊富です。都会は都会で、たくさんの人がいて、ある意味、命があふれている。やんばるは人は少ないけれども、別な命、昆虫や鳥、哺乳類、植物を含めて、本当にたくさんの命がいるというのを感じています」
2014年1月10日
沖縄タイムス「新アトリエ訪問」
2013年11月14日 琉球新報
手すき和紙に墨で描かれた「山原屏風」と菊田一朗さん=8日、国頭村のウフギー自然館
【国頭】手すき和紙でできたびょうぶに墨の濃淡で描かれたやんばるの自然や動物たち―。国頭村に住む菊田一朗さんは、安田のアトリエで「山原屏風」を制作している。8日、国頭村のウフギー自然館(環境省やんばる野生生物保護センター内)で菊田さんの講演会が開かれ、菊田さんは「表面的な美ではなく有機的な循環の中で、やんばるの自然を表現したい」と作品に込めた思いを語った。 山原屏風は、和紙から全て手作り。裏側もシダの葉が写し出され、絵には墨のほかにニカワやベニサンゴを使うなど、自然の素材にこだわって作られている。 福島県出身の菊田さんが安田に来たのは8年前。やんばるアートプロジェクトに参加するために安田を訪れ、「ここで制作したい」と移住を決めた。菊田さんは「山原には子どものころにあった素朴な自然の姿が残っていた。懐かしい写真を見つけたような感覚だった」と話す。 当初、西洋絵画も手掛けていた菊田さん。客観的な視点で描く西洋絵画より、主体的な視点で描く東洋絵画にひかれて水墨画にたどり着いた。菊田さんは「自然の中に自分自身が溶け込む。時空を超えた自然観がある」と東洋絵画の魅力を語る。 菊田さんは「穏やかな気持ちを持って見えてくる物がある」と話し、自然を新たな視点で見つめ直す大切さを説いた。
2013年9月30日 ジャパンアップデート
2013.09.30 Japan Update
Yambaru Byobu Exhibition opens Tuesday at OIST
http://www.japanupdate.com/2013/09/yambaru-byobu-exhibition-opens-tuesday-at-oist/
Yambaru Byobu screen
Yambaru Byobu, the collective name for traditional folding screens with the animals and plants of Yambaru painted on them, is the theme for a month-long exhibition starting next week at the Okinawa Institute of Science and Technology Graduate University in Onna Village.
Ichiro Kikuta
The exhibition, which runs October 1st ~ 31st, including weekends and holidays, features the works of artisan Ichiro Kikuta. Admission is free for the exhibition, which is open daily 9 a.m. ~ 5 p.m. The Yambaru Byobu Exhibition feature’s Kikuta’s creations with folding screens, in which he uses craftsmanship handed down over a millennium.
Kikuta, who was born in Fukushima City in 1961, has created a variety of his works in nature-rich areas such as Kaga City in Ishikawa, Bekkai-cho in Hokkaido, and Yonezawa City in Yamagata, using a technique based on the Yamato-e-style sumi ink painting created by Sotatsu Tawaraya at the beginning of the Edo Period. His love of nature brought him to Okinawa’s Kunigami-son in 2006, where he continues to paint nature scenes.
The elements of this exhibition are on the folding screens of ancient times. Kikuta uses the fauna and flora found in northern Okinawa’s Yambaru region to create the sumi ink used in his works. He calls the exhibition “a revival of our predecessors’ knowledge and view of nature.”
OIST President Jonathan Dorfan has his own views of Kikuta’s works, describing them as “beautiful hand-painted screens that evoke the unique qualities of Okinawa vegetation and wildlife, and create an ambience of peace and reflection.” Dr. Dorfan points out that OIST is proud of this exhibition, noting that “it brings the beauty of Okinawa into the corridors of our university.”
2013年11月6日 琉球新報 美術月評
北部では、「菊田一朗 山原屏風展」(10月1日~31日、恩納村のOISTキャンパス)を見る機会を得た。今回、展示会場となったのがOISTということもあり、作品だけではなく屏風を科学的に調べるといったアプローチがなされたことが、新鮮で興味深かった。屏風は、部屋の間仕切りや風よけといった用途で古来より作り続けられてきたわけだが、紙や木など湿度に弱いものを材とする屏風が、多湿な日本の環境でなぜ美しい姿を維持したまま存族することができたのか。湿度の変化に応じて伸縮する木と紙の伸縮率を分散させるため和紙を重ね合わせるなどの工夫があり、先人たちの知恵に支えられた伝統的な屏風の作成方法を知る良い機会となった。これらの屏風に描かれた菊田一朗の作品は沖縄の動植物や自然に着目し、余白を生かした構図で情緒豊かに沖縄の自然を表現している。しっとりとした岩絵の具に、墨のわずかな濃淡の差で表現された生き物や季節の花々、身近に広がる沖縄の自然が織りなす世界に、訪れた鑑賞者が魅了されている様子が印象的であった。(大城彩美)
2013年11月6日 琉球新報、美術月評
2013年8月11日、8月25日 BS日テレ「森人MORIJIN」 ~亜熱帯の楽園 沖縄・やんばるの旅~
http://www.bs4.jp/morigin/onair/55/index.html
http://www.bs4.jp/morigin/diary/130811/index.html
2013年8月2日 沖縄タイムス
2013年2月11日 沖縄タイムス 魚眼レンズ
2013年2月7日 ジャパンアップデート
2013.02.07 Japan Update
2012.5/28(月)~6/1(金)
山原の自然を描く、菊田一朗さん
身近な自然を屏風に描く墨絵師の菊田さん。
子どもの頃、福島の里山で生き物たちを身近に感じながら育ち、ごく自然に、動植物を描くようになったと言います。山形県米沢や北海道など自然豊かな地から、6年前に国頭村安田に移り住み山原の動植物を描き続けています。
その昔、人と生き物の暮らしには境界線がなかった。人も鳥も、植物たちも自然の営みの一つ。国頭村安田には、自然とともに生きるそんな昔ながらの日本の暮らしが残されていたと言います。動植物の絵を通してそこに暮らす人々の気配が感じられる。そんな地元に根差したアートを描きたいと、語ります。
2012年2月23日 琉球新報 ハイサイ