沖縄の音風景を掘り下げるプロジェクトが、ハイアットリージェンシー沖縄瀬良垣アイランドにおきまして開催中。
菊田が長年描き続けた沖縄北部やんばるの自然を描いた素描とOIST沖縄科学技術大学院大学のソニックラボとのコラボレーション。
神経科学者である福永泉美先生のご提案により、サウンドプロデューサーであるニック・ラスカムさんとの共同参画となっております。
https://www.oist.jp/sonic-lab/events
千年の歴史を持つ伝統屏風 手漉き和紙に描かれたやんばるの自然
Folding screens made with craftsmanship handed down over a millennium: the nature of Yambaru painted on handmade Japanese paper
沖縄の音風景を掘り下げるプロジェクトが、ハイアットリージェンシー沖縄瀬良垣アイランドにおきまして開催中。
菊田が長年描き続けた沖縄北部やんばるの自然を描いた素描とOIST沖縄科学技術大学院大学のソニックラボとのコラボレーション。
神経科学者である福永泉美先生のご提案により、サウンドプロデューサーであるニック・ラスカムさんとの共同参画となっております。
https://www.oist.jp/sonic-lab/events
平安時代、山と言えば比叡山、寺と言えば三井寺を示していたそうです。その三井寺における展示会のお知らせです。鳥獣戯画で知られる鳥僧上はこちらのお寺の長吏を務められておりました。また日本美術の研究者であったフェノロサが眠る寺としても知られております。明治初期、江戸期までの栄光の日本美術を捨て去り、西洋美術の模倣へと大きく舵を切った時代、フェノロサは岡倉天心らと共に日本美術の流れを本流へと戻そうと務めた研究者でありました。このような日本美術に縁ある三井寺での展示会は、私にとって大変意義深いものです。沖縄北部やんばるの自然を描いた水墨が屏風のほか、今回ミュンヘン市からの招聘により滞在制作したコンテンポラリーアートも合わせて展示の予定でおります。新春の三井寺でお会いできますことを楽しみにしております。
アーティスト・イン・レジデンスとして滞在しているドイツ、ミュンヘンDomagkAlteliers(ドマグカトリエ)での滞在も、もう終盤に差し掛かってきました。
こちらでの制作活動の集大成として、アトリエで活動しているアーティスト仲間たちとグループ展を開催いたします。予告動画をご案内させていただきます。
DoagkAteliers 12月展示会 “LEISE(静けさ)〜自然観と抽象の間〜
出展アーティスト:Marta Fischer, Ichiro Kikuta, Tomomi Kikuta, Youlee Ku,Lena Nikcevic, Niel Mitra, Peter Pabst, Julia Smirnova, Kerstin Skringer, Gotlind Timmermanns, Anja Verbeek von Loewis, Maria Wallenstål-Schoenberg, Sandra Zarth
オープニング:12月16日 18:00
開館時間:12月17日~12月26日 15:00~18:00 金~日、祝祭日
企画・構成:Gotlind Timmermanns、菊田一朗
展示する作品は、現在制作中です。お楽しみに。
2023年10月15日、アーティストインレジデンスとして滞在しているミュンヘン市のドマグカトリエにおきまして、一般の人々へのアトリエ公開に伴いましてガイドツアーが行われてました。私の作品と共に、日本の水墨画や和紙についてもご案内させていただきました。
アーティストインレジデンスとして滞在制作しているドマグカトリエで開催中の展示会、”WONDER KAMMER”(驚異の部屋)。芸術家たちの活動にインスピレーションを与えてきた品々が並びます。私が展示したのは手漉き和紙。一枚一枚が異なる表情を持つ手漉き和紙は、それに伴い描かれる墨の陰影にも微妙な影響を与えます。ここではそのバリエーションを表しました。10月15日まで。