ARTIST

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1961年、福島市に生まれる。野鳥の生態観察に明け暮れた高校時代、英国の鳥類画家チャールズ・タニクリフの作品に感銘をうける。1981年、英国に渡りタニクリフの描いた田園風景を取材するなかで、タニクリフの作品にある手ごたえは、自国の伝統に根差していることに気付く。伝統の異なる西洋絵画を模倣するのではなく、日本、自国の伝統的やまと絵を学び、石川県加賀市、北海道別海町、山形県米沢市といった自然豊かな土地を移り住み製作を重ねる。作風は江戸初期に俵屋宗達が完成させた大和絵風水墨画を基調とする。2006年より沖縄県国頭村に工房を構え、野外における自然素描を取り入れた屏風作品を発表し続けている。

 

Ichiro Kikuta was born in 1961 in Fukushima City. He has lived in Kaga City in Ishikawa, Bekkai Town in Hokkaido, and Yonezawa City in Yamagata.

The majority of his recent work is in the style of Yamatoe (black ink painting) established by Tawaraya  Sotatsu in the early Edo period. In 2006, he set up his studio in the small hamlet of Ada, Kunigami in the northern part of Okinawa.