ジョージア/アジャラ自治共和国の首都、バトゥミ。歴史的建築として知られるアジャラ美術館はジョージアを代表するアーティストの充実したコレクションで知られてます。こちらの美術館で菊田一朗展「Soul of Sumi -e-」が開催されます。日本美術の真髄ともいえる墨絵の陰影の醸し出す世界を、ジョージアの皆様にも楽しんでいただけたらと思います。バトゥミ黒海音楽芸術祭の一環として、公立アジャラ美術館が共催し、在ジョージア日本国大使館のご協力のもとの開催となりました。
千年の歴史を持つ伝統屏風 手漉き和紙に描かれたやんばるの自然
Folding screens made with craftsmanship handed down over a millennium: the nature of Yambaru painted on handmade Japanese paper
日独相互理解促進を目的に、明治6年に設立されたドイツ東洋文化研究協会(OAG)。拠点となる東京赤坂のドイツ文化館におきまして、菊田一朗展「自然ーこころのありか」が、2025年9月16日〜9月21日の日程で開催されます。9月17日18:30からは菊田による作品解説、そして内田輝氏(クラヴィコード)によるパフォーマンスがございます。皆様のお越しをお待ちしております。
https://oag.jp/events/ausstellung-von-kikuta-ichiro-natur-der-ort-an-dem-das-kokoro-wohnt/
2年に一度開催される科学コミュニケーターのネットワークPCST(Public Communication of Sience Technology)のカンファレンス。今年はスコットランドのアバディーンで開催。会場ではOIST(沖縄科学技術大学院大学)ソニックラボによるパフォーマンス・セッションが出展されました。サウンド・プロデューサー、ニック・ラスカム氏による、沖縄島24ヶ所で環境モニタリングのために録音された自然音響のリミックスに合わせ、沖縄の自然素描を展示。同時にやんばるの自然を即興で描くパフォーマンスを行いました。 沖縄の自然音の美しさもさることながら、沖縄の自然を日本の伝統技法で描くパフォーマンス、そして手漉き和紙についても多くのご質問をいただきました。
沖縄 屋我地島、ヴィラ・ミューズ・オキナワでの展示会のご案内です。
今回の主題は”空”(くう)。日本の原初的水墨画においては、人類に備わった限定的感覚や思考の外にあるものを空(くう)という概念で視覚化されてきました。全ての現象は空(くう)から現れ、そして空(くう)に消えていく。ここでは、空間が構図の一部として機能するのではなく、空間こそがその主題となるのです。
2025年1月6日〜9日
10-17時
Villa Muse Okinawa のウェブサイトで要予約
1,000円(菊田による作品解説、コーヒー付)
Exhibition at Villa Muse Okinawa.
The theme of this exhibition is “Kū” (空). In traditional Japanese ink painting, the concept of “Kū” has been used to visualize what lies beyond the limited senses and thoughts inherent in humanity. All phenomena emerge from Kū and ultimately disappear into it. Here, space does not function as part of the composition, but rather, it becomes the central subject itself.
Booking required at villa-muse.com.
From Jan 6-9, 2025
Open from 10:00-17:00
1,000 yen
https://villa-muse.com/news/菊田一朗やんばる屏風展-2025-空-ku/
ベルギーのファッションブランドであるTalking Wallsから菊田一朗による水墨画をデザインした新作が発表されました。主題となるのは沖縄を代表する初夏の花、ノボタン。シルクやコットン素材のドレスやスカーフに美しい水墨画のグラデーションが展開されます。
Belgian fashion brand Talking Walls has released a new line of ink paintings by Ichiro Kikuta.The subject of this beautiful fabric is Asian melastome, a typical early summer flower of Okinawa. The beautiful gradation of ink painting is developed on silk and cotton dresses and scarves.
https://www.talkingwalls.world/products/tw1021-joy-single-face-single-face-rectangular-scarf-sakura-rectangle
Instagram: @talkingwalls.world
沖縄の音風景を掘り下げるプロジェクトが、ハイアットリージェンシー沖縄瀬良垣アイランドにおきまして開催中。
菊田が長年描き続けた沖縄北部やんばるの自然を描いた素描とOIST沖縄科学技術大学院大学のソニックラボとのコラボレーション。
神経科学者である福永泉美先生のご提案により、サウンドプロデューサーであるニック・ラスカムさんとの共同参画となっております。
https://www.oist.jp/sonic-lab/events